ドラえもんスタンドバイミー2
あらすじ
未来ののび太のしずかちゃんとの結婚式の様子が、描かれています。
大人になったスネ夫やジャイアン、出木杉君も出てきます。
「GO、スクーター。」といえば、目的地まで音声認識で連れて行ってくれるスクーターが出てきます。大人になったのび太は、そんなスクーターに乗って、自分の家へ帰ります。
次の日は、しずかちゃんとの大切な結婚式。
なのに、なぜか、のび太は来ない。
どうしたのかと、みんな不安で心配しています。
そんな場面から、映画がはじまります。
感想
大人になった、30代40代 の結婚経験のある世代がみると、共感し、泣けます。しみじみと感動する映画です。
小学3年生の娘は、泣いている様子はありませんでした。
(前作のび太と新恐竜 の映画は、泣いて出てきました。)
ドラえもんスタンドバイミー2は、大人になり、子供を育て、それなりに子育ての喜びや苦労を味わい、人生を歩んできた人達には、グサリと胸に突き刺さるものがあります。
上映中は、たくさん感動して泣いてしまいました。
子どものび太は相変わらず泣き虫で、ドラえもんに頼ってばかり。
大人になったのび太は、どう成長しているのでしょう。
しずかちゃんは、とても優しくて、こんな女性は、今どきいない。
それぐらい綺麗で優しい、思いやりのある大人の女性です。
印象に残った台詞は、しずかちゃんのお父さんが、のび太に対して言った言葉。
「きみは人の痛みが、わかる人間だね。」
賢くても人の痛みがわからない人間は困るということなのでしょう。
(出木杉君も人の痛み分かると思いますけど。)
映像もすごく綺麗で、10年後の未来を予感するようです。
これから結婚式を迎えるカップル、また子育て中の夫婦におすすめです。
じんわり心の温まるすてきな映画です。