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小学生の勉強法 漢字の覚え方と計算ミス

算数 計算ミスをなくすための方法

 結論は「計算ミスはなくならない」「人は絶対に計算ミスをする」という前提で考えると良いそうです。

ポイントは、計算を説いた後2~3分はすぐに見直しをさせ、間違いを発見するトレーニングをさせる。

そして「人は3つは間違える」と教えてあげることが、なぜ見直しをしないといけないかの理由になります。

 

子どもに「また計算間違いしている」と叱ってはいけないんですね。

「人は間違えるものだからきちんと見直す癖をつけようね」と教えないといけないいのですね。

 

漢字や暗記 効果的に覚える方法

確かに、なぜか教えてもらわない覚え方ですね。

1 テキストに書いてあることを3回読む

2 重要な用語を暗記ペンで塗る

3 消えた用語が口で言えるかテスト

4 口で言えるようになったら、漢字で書けるかテストする

5 3回転しても書けなかった用語を3回書きする

 

私も中学や高校生はテスト前の期間があって、その期間は覚える作業をしていましたが、勉強を始めたころの小学生時代は、ただ授業と宿題だけで、覚える方法や宿題以外にどうやったら効果的に覚えることができるかを知らないまま過ごしていました。

 

国語の勉強法

 世の中の多くの国語教育は、言葉を表面的に暗記しているだけ、文章の意味がわからずただ「字ヅラ」を追っているだけ。

最大のポイント

「自分で読ませる」だけでなく「読み聞かせをする」

「答えを書かせる」前に「思ったことを口で言わせる」

 

そうなんですよね、人生経験の浅い小学生に難しい文章を読んで自分で理解するなんてハードルが高すぎますよね。私も長文読解を読んでも意味が分からない子どもでした。自分で読みなさいと言うだけでなく、「じゃあ、読んであげるから聴いていてね」とアドバイスできる親の余裕が必要なんですね。

 

石田勝紀さん著書の本の紹介です。

様々な教育本や子育て本を読んでいますが、2020年の学習指導要領の内容をふまえた現代版21世紀を生き抜く学びについて書かれてあり興味深かったのでご紹介します。

いわゆる頭が良い子とはどういう子を指すのか?

はじめに思いつく子は、点数が取れる偏差値が高い子です。
これからの時代は「考える力」がある子が賢い子の特徴です。
考える力とは疑問を持つ力まとめる力の2つを備えた状態。

どう思うか?

どうしたら良いか?

要するにどういうことか?

例えばどういうことか?

これらの視点で物事を考えられるかどうか。
確かに、ただ覚えて暗記していくだけならAIには勝てませんよね。
子どもに宿題しなさいと命令口調になりがちですが、疑問形で接していき、
子供に考えさせることが大切なんですね。

参考文献
21世紀を生き抜く学びを育てる小学生の勉強法
2020年3月10日 初版発行
著者 石田勝紀
発行 新興出版社啓林館
ISBN978-4-402-30999-2