子育ては ゴールのないマラソンだ!

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世界のSTEAM教育とは? 日本は?

STEAM教育とは、科学「Science」、技術「Technology」、工学「Engneering」、数学「Mathmatics」の教育分野を総称したSTEM教育に、芸術「Artが加わったものです。

STEMだけでなく、ART力「創造性」も必要であるといくことが世界の教育界でスタンダードになっています。

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科学技術の知識と想像力から、新しいものを生み出す人材教育が重視されています。単なる理系人ではなく、感性や直観力を合わせ持った創造力のある人材を育てていこうという傾向が世界で強まっています。

この教育は、教育水準の高いシンガポールやインドなどでも盛んで、シンガポールでは、すべてのSTEAM教育が中学校で実施されつつあり、2023年までには小学校でも実施される予定です。

インドの教育

インドでは、2015年から、6~18歳の子どもたちを対象にしたSTEAM教育が開始されています。テクノロジーと創造性に重点を置き、学校での学びを実生活につなげたり、科学や数学を楽しくかつ有意義な活動にしようとする動きです。4~6歳児が対象の幼児部でもアートの授業がたくさん行われています。

現在、インドは経済成長が著しいため教育への予算配分がしやすくなっています。VR(VirtualReality:仮想現実)AR(AugmentedReality:拡張現実)など多くの資金が必要となる教育インフラの設備にも多額の投資が行われています。

日本のこれから教育現場に必要なこと
アジアの教育改革は凄いですね、日本政府ももっと将来を担う子どもたちの教育に予算を使ってもらいたいです。

9月入学などの是非など、コロナ化で教育議論が起こりましたが、よりIT教育、英語力を加速して、専門分野の教員をもっと増やしていくべきです。すべて小学校の先生がするなんて無理です。

想像してみてください。国数理社に英語、体育、IT、そんなたくさんの知識を一人の先生が教えるなんてできないと思います。
昨今は、いじめ、アレルギーや発達、貧困、虐待などの悩みを抱えている子どもがたくさんいて、その対応を教師がしていかなければならないことがあります。
「9月入学をしたからといって、子どもの学力は上がらない。」と意見した教育者たちは、少人数制学級の実現専門教員の配置などにより、子どもを細やかに観察でき、学力の強化につながるとおっしゃっていました。
それには、莫大な予算が必要なのでしょうが、よりよい教育環境を目指すことが、10年後の日本の未来につながっていくと思います。