子育ては ゴールのないマラソンだ!

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ジム・ロジャーズが予測する日本の子ども未来

日本は少子高齢化が進み、出生率も低く、人口減少にも歯止めがかからないとよくニュースで耳にします。
まだ、日本は生活が豊かに思えますが、その裏には莫大な財政赤字があります。私が大学生だったころ、日本政府がかかえる借金は約700兆円だったと記憶にありますが、2019年には約1,110兆円という衝撃的な数字です。

ジム・ロジャースは、50年後、日本は消滅するとまで思っています。
日本は確実に貧しくなっています。

 彼はかねてから、「日本の若者は日本から出ていくべきだ」と言っています。
10歳の子どもが40歳になったころ、日本の社会が今では想像もできないほど不安定化している可能性があります。

そこで彼の提案する生存戦略(子供たちへ編)
日本人はもっと海外に目を向けるべきです。
21世紀はアジアの時代になります。

アジアの国へ脱出するなら、おすすめの3カ国
韓国ー38度線がオープンしたら、ヒト、モノ、資本が自由に移動し、
   チャンスが生まれる。
中国ー彼が予測する今後世界支配する国、巨大経済圏構想「一帯一路」
ベトナムー中国と国境を接し、労働力、モノも安い、自然資源豊富。

外国に住むのが難しいなら、他にできることをしてみよう。
一つは言語。彼が2人の娘にシンガポールで中国語を学ばせているのは、
未来の可能性が大きく広がると考えたからです。
日本語しか話せないままだったら、将来、ビジネスチャンスを得られないだけでなく、まともな職にさえつけなくなるかもしれません。

確かに子どもに中国語以前に、英語がある程度できるようになって欲しいと思いますよね。わが子が通っている英会話教室も半分以上が男の子です。女の子は比較的放っておいても英語が好きになる傾向がありますが、男の子は低学年の時から英語に慣れ親しんでおいた方が、英語嫌いになりにくいのかなと思います。


正直、公立の小学校で、もっと英語教育を進めるべきだと思います。日本の国際競争力に直結する課題で、他のアジア諸国の英語教育水準に比べて日本は遅れています。英会話学校でさえ、韓国は週5回通うのが一般的なのだそうです。文部科学省は、公立の小学生で英検3級、中学生で2級、高校生で準1級レベルを取れるくらいの英語教育を進めるべきです。英語の教育格差が、子どもたちの間で広がっていってしまうと思います。

 

参考文献
ジム・ロジャーズ 世界的投資家の思考法
2020年6月20日 第1擦発行
著者 ジム・ロジャーズ
発行所 講談社
ISBN978-4-06-520146-6