小学生からのプログラミング Scratchスクラッチ始め方
Scratchって何?
ScratchはMITメディアラボのライフロング・キンダーガーデンという研究グループが開発した、子ども向けのプログラミング言語・学習環境です。
無償で使え、簡単な操作で作品を作りながら、プログラミングの基本的な考え方を学習できるようになっています。
Scratchは、ブロックと呼ばれる部分を組み合わせてプログラム(スクリプト)を作成します。子どもには難しいキーボードでアルファベットや数字を入力し、コード作る必要はありません。
子どもむけとはいえ、大人でも十分楽しめる内容で、世界150以上の国の幅広い年代の人々にScratchは使われています。
Scratchの特徴
①ブロックやイラスト(スプライト)を使ってプログラムを作成できる
②マウスで操作できる
③プロジェクト(作成した作品)を公開して世界のユーザーと共有したり、
リミックス(別のユーザーが公開しているプロジェクトをコピーし、
加工して新しいプロジェクトを作成すること)ができる
④Webアプリケーションのため専用のソフトウェアをダウンロードなど
開発環境を整える必要なし
Scratchで作ったプロジェクトはScratchの中でしか動作されません。
PC上で単独で動くソフトウェアにしたり、スマートフォン用のゲームにして遊ぶといったことはできません。Scratchと一般のプログラミング言語との大きな違いです。しかし、Scratchでプログラミングの基本を身につけることができれば、きっとプログラミング言語を学ぶ際にも役立つでしょう。
Scratchの始め方
Scratch 3.0(最新の2019年1月にリリース)は、Webアプリケーションなので、インターネットに接続できる環境とWebブラウザがあればすぐに始めることができます。
アカウントの作成
まずは、Scratchに参加するためのアカウントを作成しましょう。
アカウントがなくても使うことができますが、利用できる機能が制限されるので、作成しておくことをおすすめします。
Scratchのサイトへは、次のURLでアクセスできます。
「Scratchに参加しよう」をクリックし、ユーザー名、自分の住んでいる国や生まれた年と誕生月、性別などを選択、メールアドレスを入力し、必要であれば、【Scratchチームからのプロジェクトのアイデアやイベント、その他についてのメールを受け取ります】にチェックをいれて、アカウントを作成します。メールアドレスの認証をするメールが届いたら済ませて完了です。